こんにちは!ゆみこです。
ぬか漬けからアルコール臭がする!漬けた野菜もおいしくない。
ある日、ぬか漬けの容器のフタを開けたら、プーンとアルコール臭が漂ってきたんです。
ぬか漬けにお酒を入れていないのに、なぜアルコール臭がするのか理解できませんでした。
そのまま野菜を漬けて食べても、アルコール特有の香りがついていて、ぬか漬けのおいしさが感じられません。
そこで今回は、ぬか漬けのアルコール臭が消えない理由と、私が実際に試した対処法をお伝えします。
実際にこの方法を試したら、ぬか漬けのアルコール臭が和らぎました。気になる方はぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事でわかることは以下のとおり。
・ぬか漬けからアルコール臭がする理由がわかる
・ぬか漬けのアルコール臭を和らげる方法がわかる
・アルコール臭がするぬか漬けをおいしく食べる方法ががわかる
ぬか漬けからアルコール臭がする理由
ぬか漬けからアルコール臭がする理由は、酸素が不足している状態で酵母が過剰に発酵してしまったからです。
酵母の過剰発酵が起こる理由は以下の3つです。
・ぬか床のかき混ぜ方が足りない
・ぬか床の塩分が不足している
・保管場所の気温が高すぎた
パンも発酵しすぎると、アルコール臭やイースト臭が強くておいしくないもんね。
では、詳しく見ていきましょう!
ぬか床のかき混ぜ方が足りない
ぬか床は、毎日定期的にかき混ぜるとおいしくなります。しかし、かき混ぜるのをさぼってしまうと、アルコール臭がしてしまうこともあるんです。
長期間不在にしていたとき、全然ぬか床をかき混ぜていなかったら、アルコール臭がするようになっていたんだ。
かき混ぜ不足によって、ぬか床の通気性が悪くなります。その中で酵母が過剰発酵すると、アルコール臭の原因になってしまいます。
とはいえ、かき混ぜ過ぎると乳酸菌がうまく働いてくれません。ぬかには空気が好きな菌と嫌いな菌が共存しているので、微妙なさじ加減が大事です。
ぬか床の塩分が不足している
ぬか漬けの塩分が気になるから、塩を追加しなかったらアルコール臭がきつくなっちゃった。
漬物は塩分が気になりますよね。私もつい塩分が気になって、塩を加えずそのままにしてしまいました。
案の定、塩分濃度が薄まってしまい、ぬか床からアルコール臭がするようになってしまったんです。
塩分不足も酵母の過剰発酵を促してしまうことがあるので、適度な塩分は追加しておきましょう。
保管場所の気温が高すぎた
暑いところでぬか床を保管していると、過剰発酵の原因になります。湿気が多い場所だとカビが生えてしまう可能性もあるので、気温が高くなる時期は注意が必要です。
ぬか漬けからアルコール臭がしたときの対処法3選
ぬか漬けからアルコール臭がしても、復活する場合があるので以下の対処法を試してみましょう!
・ぬか床をかき混ぜる回数を増やす
・ぬか床に塩を追加する
・涼しい場所で保管する
詳しく見ていきましょう!
ぬか床をかき混ぜる回数を増やす
ぬか床をよくかき混ぜて、通気性を良好に保つことが大切です。空気を取り込むようにしっかり混ぜてあげましょう。
かき混ぜ方のポイントは、上下をひっくり返すように入れ替えること。上下をひっくり返すように、ぬか床の下からぬかを持ち上げる感じで入れ替えてあげると、乳酸菌のバランスが整うそうです。
1週間程度、1日に朝晩1回ずつかき混ぜるようにしたら復活したよ。
ぬか床が落ち着いたら、かき混ぜる回数は1日1回でも大丈夫です。
また、ぬか漬けの容器のフタをしばらく開けて、空気に触れさせたところ、アルコール臭がおさまりました。
ただし、小バエはぬかが大好きなので、小バエが気になる時期にフタを開けたままにしておくときは注意が必要です。
小バエが卵を産み付けてしまうと、ぬか漬けがダメになってしまうのでフタを開けておくときは、小バエが入らないように短時間で行ったり、時期を選んで試してみたりすると良いでしょう。
ぬか床に塩を追加する
ぬか床が過剰発酵しているときは、塩を追加して休ませてあげることが大切です。
塩分不足になると、アルコール臭の原因になってしまうので、適度な塩分が必要です。
ぬか床を混ぜるときに塩を小さじ1ほど追加しながら対処しましょう。また、野菜を漬け込むときに、2~3つまみずつ塩を加えておくと塩分不足を防げます。
塩を加えてぬかを混ぜたら、ぬか床を混ぜずにしばらく放置しておく方法もあります。ゆか床を休ませるときは、野菜を漬けずにそのまま休ませてあげましょう。
涼しい場所で保管する
長期間、家にいない場合や気温が高いときは、冷蔵庫での保存をおすすめします。気温が高過ぎる場所で保存していると過剰発酵の原因になります。
気温が高くない時期は、涼しい場所で保管しても問題ありません。とはいえ、冬場は暖房などにより、室温が高くなっている場合もあるので、温度が高すぎる場合は冷蔵庫で保存すると良いでしょう。
外気が冷たくても、室温が高すぎると良くないんだね。
20~25℃くらいが適温です。この温度帯で管理すると、ぬか漬けがおいしくなります。
冷蔵庫にも入れやすいホーロー容器がおすすめ
冷蔵庫に保管しようと思っても、ぬか漬けの容器が大きすぎて入らないよ。
確かに、大きなかめでぬか漬けを作ると、冷蔵庫に入れられないこともありますよね。
冷蔵庫に食材がたくさん入っていれば、ぬか漬け用のスペースなんて取れません。
そこで、我が家でも使っているホーロー容器が大活躍。四角いフォルムで冷蔵庫にも入れやすく、野菜も漬けやすい、酸と塩分にも強く臭いがつきにくいのもポイントです。
タッパーも試してみたのですが、色や臭いが移ってしまい、結局ホーロー容器に落ち着きました。
ほかにもある!ぬか漬けのアルコール臭対策
アルコール臭が消えないときの対処法として、ぬかを足すのもひとつの方法です。
ぬか床から水が上がってきた場合は、塩と一緒にぬかを足します。もし、塩を入れすぎて塩気が強くなりすぎてしまったときは、ぬかのみ足してあげると良いでしょう。
アルコール臭がするぬか漬けは食べられる?
アルコール臭がするぬか漬けは、そのまま食べるとおいしくありません。しばらく水に浸けると、アルコール臭が和らぎ食べやすくなりますよ。水に浸すことで、そのまま食べるよりも減塩になります。
減塩したい方は、漬ける時間を調整したり、野菜を切らずにそのままぬか床に漬けたりすると良いですよ。
食べない方が良いとき
ぬか床に雑菌が増えすぎてしまうと、雑巾のような臭いに変わります。
一生懸命ぬか床をかき混ぜても、塩を追加しても異臭がするときは、すみやかに処分してください。
また新しくぬか床作りにチャレンジしましょう。
まとめ
今回は、ぬか漬けのアルコール臭が消えないときに、私が実際に試した対処法についてお伝えしました。
おいしいぬか漬けは、乳酸菌と酵母がバランス良く生息している状態です。
かき混ぜ不足などにより、ぬか床内の菌のバランスが崩れると、カビの原因にもなりかねません。
とはいえ、アルコール臭がしても対処法次第で復活することもあります。毎日お手入れをして、おいしいぬか漬けを楽しみましょう。
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