【冬の料理レシピ】ぷりっぷりの牡蠣(カキ)ご飯

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こんにちは!ステーキのお店で牡蠣フライを注文するほど牡蠣が好きなゆみこです。

にゃん太
にゃん太

冬といえば牡蠣。海のミネラルと呼ばれ、栄養が豊富だからぜひ美味しく頂きたいところ。でも、ノロウイルスになってから、怖くて食べられないんだよね。

栄養士として現場で働いていた頃、私は牡蠣を一切口にしませんでした。もしもノロウイルスの感染源になってしまったら、まわりに迷惑をかけてしまいますから。

我慢の日々でしたが、今はライター業を主軸としているため、思う存分牡蠣が食べられます(笑)

でも、「牡蠣を食べる」=「感染症のリスクは0%ではない」ので、調理をする際は結構気を使います。

それに、食中毒を予防するために熱を加えすぎると、牡蠣が硬くなってしまい美味しさが半減してしまうこともありますよね。

今回は、美味しく食べられて、食中毒にも配慮した「ぷりっぷりの牡蠣ご飯」をご紹介します!

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【冬に食べたい!】ぷりっぷりの牡蠣ご飯

美味しい牡蠣ご飯が食べたいと思ったら、ちょとひと手間加えてみませんか?

炊飯器で直接炊くよりも、牡蠣の美味しさがギュッと詰まった美味しいご飯になりますよ。

動画でも詳しく解説しています↓

材料

米         2合
牡蠣    150~200g
大根       適量
しょうゆ  大さじ2
みりん   大さじ1
酒     大さじ2
だしの素  小さじ1
刻みのり    適量

作り方

1.大根をすりおろす。

2.牡蠣をいれたボールに大根おろしを入れ、優しく牡蠣の汚れを取り除く。(大根おろしの汁も一緒に加えてOK!)黒っぽい汚れが出てきたら水で洗い流す。

大根おろしで牡蠣の汚れを取る

3.鍋にしょうゆ大さじ2、みりん大さじ1、酒大さじ2、だしの素小さじ1と水150mlを入れてから、牡蠣を煮る。

4.牡蠣の中心温度が85~90℃以上1分間になるように調整。 温度計がない場合は、沸騰後もしっかり加熱してください。

温度計を活用

5.お米を2合研ぎ、旨味たっぷりの牡蠣の煮汁を加えてから、2合の目盛りまで水を足して炊飯開始。煮汁は冷ましてから加える。冷ましている間、牡蠣に味がしみこむ。

煮汁と合わせて2合の目盛り

6.炊きあがったら、4等分してふっくら混ぜる。

4等分してから混ぜると混ぜやすい

7.牡蠣を加えて盛り付けて完成(^^)

牡蠣ご飯

美味しく作るポイント

大根おろしで牡蠣の汚れを取ることで、生臭さが緩和され、旨味を閉じ込めることができる

ゆみこ
ゆみこ

大根の根の部分は辛みが強いのでお味噌汁に入れますが、それでも辛いときってありますよね。

そんなときは、食材の下処理に使うと有効活用できます。

・牡蠣の汚れを洗い流すときは、優しく洗い牡蠣に傷が付かないように注意する。傷が付くと旨味が逃げてしまうため。

・牡蠣は熱を入れ過ぎると硬くなり、サッと煮ただけでは食中毒の心配がある。そんなときは、温度計を使えば一発で解決!丁度良い加減で牡蠣を煮ることができます。

にゃん太
にゃん太

温度計は100均でも売ってるよ!

ノロウイルスは、85℃~90℃で90秒間以上の加熱が効果的です。
参照元:厚生労働省

栄養の豆知識

【牡蠣の栄養】

☆亜鉛:味覚障害の予防。成長や発達を促進する。肌や髪の健康を維持する。

☆鉄:貧血予防。

☆ビタミンB12:神経機能の正常化。葉酸と協力して赤血球中のヘモグロビンの生成を助ける。

☆タウリン:疲労回復。血中のコレステロールを低下させる。

牡蠣の食べ合わせには、ほうれん草もおすすめ!

ほうれん草は、亜鉛の吸収をサポートしてくれます。

牡蠣とほうれん草でバターソテーやグラタンを作るのもいいですね♪

*栄養素については文部科学省を参照(※1)
*栄養の働きについては公益財団法人長寿科学振興財団を参照(※2)

栄養による効能

海のミルクといわれる牡蠣には栄養がギッシリ詰まっています。

亜鉛が豊富なので、肌荒れ抜け毛予防にも効果的。二日酔いにも効果が期待できますよ!

にゃん太
にゃん太

ところで、なんで牡蠣は「海のミルク」って呼ばれるの?

ゆみこ
ゆみこ

牡蠣の身が牛乳のように白く、良質なたんぱく質やビタミン・ミネラルを豊富に含んでいるからですよ。

歴史上の偉人、ナポレオンやシーザーも牡蠣を好んで食べていたのだとか(^^)

まとめ

今回は、冬に食べたい牡蠣ご飯についてご紹介しました。

牡蠣の旨味を閉じ込めるには、大根おろしで優しく洗ってあげることがポイントです。

白い大根おろしが黒っぽくなっていくので、汚れが取れた実感がありますよ。

鍋で牡蠣の味付けをすれば、牡蠣の出汁がしっかりとれて、牡蠣にも味がしみこみます。

温度管理をしっかりすれば、食中毒のリスクも減って、牡蠣が硬くなる前に仕上げられるので一石二鳥。

美味しい牡蠣ご飯を食卓に並べれば、家族の笑顔が見られるかもしれませんね。

【参考資料】
※1文部科学省
※2公益財団法人長寿科学振興財団

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管理栄養士×Webライター×転勤族の妻。 約10年間、管理栄養士として勤務し、「心」と「食」と「栄養」は密接に関係していると痛感。 ひとりでも多くの人に笑顔で健康になって欲しいとの思いから『食はココロとカラダを元気にする』をテーマにブログを開設する。 SEOを意識した記事でGoogle検索1ページ目に掲載あり。 お仕事のご依頼は「お問い合わせ」からお願いします。 →詳しいプロフィールはこちら →お問い合わせはこちら

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