こんにちは!ゆみこです。
寒くなると食べたくなる、あったか~いスープ。
あさりの旨味がたっぷり染み込む「お野菜たっぷりのクラムチャウダー」はいかがですか?
そうは言っても、クラムチャウダーって食材を切ったり煮込んだり、調理工程が多いからなかなか作る気にならないんだよね。
確かに調理工程をひとつひとつ見ていけば多いかもしれません。
でも、野菜さえ切ってしまえばあとは煮込むだけ!案外簡単に出来ちゃいます。牛乳が苦手な人は、豆乳でも代用できるし、実はアレンジしやすいメニューなんですよ。
野菜嫌いでもスープにすれば、たくさん野菜も食べられます(^^)
では、「野菜たっぷり!クラムチャウダー」の作り方をお伝えしますね。
野菜たっぷり!クラムチャウダーの作り方
寒いときこそ作って欲しい、野菜たっぷりのクラムチャウダー。
優しい味付けのスープに癒されてみませんか?
動画でも解説しているので、気になる方はこちらからどうぞ↓
材料(2人分)
あさり(砂抜き済) 200g
酒(白ワイン) 50ml
ベーコン 25g
玉ねぎ 1/2個
人参 1/2個
じゃがいも 1個
しめじ 50g
薄力粉 大さじ1
バター 10g
コンソメ 1個
塩こしょう 適量
水 200ml
牛乳 200ml
下準備
あさりを3%の塩水(200mlに対して塩が小さじ1強)で塩抜きしておきます(2~3時間放置)
作り方
1.玉ねぎ、じゃがいも、人参を1cm角に切る。
2.しめじの石づきを切り落とし、ほぐしておく。
3.ベーコンを1cm角に切る。
4.鍋にあさりと酒を入れ、蒸し煮にする(あさりの旨味がたっぷりの出汁が取れます)
あさりの口が開いてきたら、水を加えて約5分加熱。アクが出たらすくっておきましょう!
5.フライパンにバターを入れてベーコンを炒める。
6.人参と玉ねぎを加えて炒め、玉ねぎがしんなりしたらじゃがいもとしめじも炒める。
7.薄力粉を加えて野菜になじませる(スープにとろみをつけるため)
8.4のあさりの煮汁を加え、中火で約10分煮込む。
9.スープにとろみがついたら、あさりと牛乳を加えてコンソメ・塩こしょうで味を整える。
10.ひと煮立ちさせたら器に盛り付け完成(^^)
お好みでパセリをふりかけてね! パセリがあると彩りも良くなります。
美味しく作るポイント
・別鍋でアサリを酒蒸しにしておくことで、旨味が溶け込んだ出汁を活用できる。
・薄力粉を野菜にまんべんなくなじませる。焦がさないように混ぜると白いスープになる。
クラムチャウダーの目的別おすすめアレンジ法
材料の多いクラムチャウダーだからこそできるアレンジ法を目的別にお伝えしますね(^^)
・家にあるもので作りたい人向け
・牛乳が苦手な人向け
・もっと野菜が摂りたい人向け
家にあるもので作りたい人向け
クラムチャウダーを作ろうと思って買い出しに行ったのに、白ワインを買い忘れちゃったよ!
安心してください。クラムチャウダーは家に常備してあるもので代用できますから。
実は私もクラムチャウダーを作る際、白ワインが家にないことに気づき、料理酒を代用して作りました(^^;)
白ワインの方が風味良くできるかもしれませんが、料理酒でも十分代用可能でしたよ。
・バターがない→オリーブ油(サラダ油)でもOK!
・牛乳がない→豆乳でもOK!
・あさりの砂抜きが面倒くさい→あさりの缶詰でもOK!
牛乳が苦手な人向け
牛乳が苦手な人は、牛乳から豆乳に変えてみるのもおすすめです。
先ほども代用可能な食材としてもご紹介しましたが、牛乳は体質によって合わない人もいます。
牛乳を飲むとお腹をくだしてしまう人はいませんか?
心当たりのある人は、乳糖不耐症の可能性も考えられます。自分の身体を気にかけてあげましょうね。
「乳糖不耐症(にゅうとうふたいしょう)」は、牛乳の中に含まれる「乳糖(ラクトース)」を消化吸収のため分解するラクターゼという消化酵素の、小腸での分泌不足が原因で起こります。消化不良・腹部不快・腹痛・下痢・おならなどの症状がでます。
引用元:長野県医師会
もっと野菜が摂りたい人向け
クラムチャウダーは、いろんな野菜を追加しても意外と平気です。
私の場合は、夫が野菜嫌いなのでしれーっと嫌いなブロッコリーを入れたりします。ビタミンCが豊富だから、なるべく食べてもらいたいですしね。
・ほうれん草
・ブロッコリー
・白菜←大量消費に困ったらぜひ!
ほうれん草やブロッコリーを入れると、緑が加わるので彩りも良くなりますよ。
白菜って、1玉買っても使い切るのが大変で・・・。
白菜をクラムチャウダーに入れるときは、人参やじゃがいもと同様に1cm角に切って煮込んでみてくださいね。
栄養の豆知識
【じゃがいも】
☆ビタミンC:抗酸化作用。老化防止。ストレス緩和。
☆ビタミンB1:ブドウ糖をエネルギーに変換する。
☆カリウム:むくみ防止。
☆食物繊維:便秘解消。
【人参】
☆βーカロテン:免疫力向上。
☆カルシウム:骨や歯をつくる。
☆カリウム:むくみ防止。
☆ビタミンE:抗酸化作用。
☆食物繊維:便秘解消。
【玉ねぎ】
☆カリウム:むくみ防止。
☆ビタミンC:抗酸化作用。老化防止。ストレス緩和。
☆食物繊維:便秘解消。食後の血糖上昇を防ぐ。
【しめじ】
☆ビタミンD:カルシウムとリンの吸収を促進し、丈夫な骨をつくる。
☆カリウム:むくみ防止。
☆食物繊維:便秘解消。食後の血糖上昇を防ぐ。
☆パントテン酸:皮膚や粘膜の健康を維持する。
☆ビオチン:皮膚や粘膜を維持し、爪や髪の健康に深く関係。
*栄養素については文部科学省を参照(※1)
*栄養の働きについては公益財団法人長寿科学振興財団を参照(※2)
栄養による効能
いろんな種類の野菜を一度に味わうことのできる万能スープ。
人参のβーカロテンは免疫力アップに繋がり、じゃがいもや玉ねぎのビタミンCは風邪の予防対策ができます。
じゃがいものビタミンCは、でんぷんに守られているので熱に強い特徴があります。ただし、ビタミンCは茹でると水に溶けやすいので、スープで頂くのが効果的。
じゃがいものビタミンCは、りんごの約5倍も含まれているので、しっかり食べて元気に冬を乗り越えましょう(^^)
まとめ
今回は、野菜たっぷりのクラムチャウダーをご紹介しました。
クラムチャウダーはアレンジしやすいメニューです。
たとえば、ブロッコリーや白菜を入れてみたり、白ワインを料理酒に変えてみたり、牛乳を豆乳に変えても美味しくできます。
翌日までスープが余ってしまったら、ご飯をいれてリゾットにしても美味しいですし、マカロニとチーズを加えてグラタンに変身させてみるのもおすすめ!
無限に広がるクラムチャウダーの魅力が、少しでも伝わったら嬉しいです(^^)
【参考資料】
※1文部科学省
※2公益財団法人長寿科学振興財団
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