「甘くて美味しい野菜だから、食べないなんてもったいないよ」そう言われても、甘い野菜が苦手な方だっていますよね。
健康的な生活を送る上で、食物繊維やビタミン・ミネラルが豊富な野菜は、切っても切れない存在です。でも、甘い野菜が苦手だと、なるべくなら食べないで過ごしたいとも思うでしょう。
今回は、甘い野菜が嫌いな方のための逃げ道として、避ける方法と無理なくチャレンジする方法をご紹介します。
本記事でわかることは下記のとおりです。
・甘い野菜が苦手な方のための逃げ道がわかる
・甘くない野菜を使って野菜を美味しく食べる方法がわかる
甘い野菜が嫌いな理由
果物の甘さと野菜の甘さは、感じ方が違います。果物はデザート感覚で食べるのに対し、野菜は調理して食べることがあるので、野菜の甘さが良くも悪くも強調されてしまうことがあります。
ポトフにしたときににんじんとたまねぎの甘みが際立ってしまうと、甘い野菜が嫌いな方にとっては、ため息がでてしまうかもしれませんよね。
野菜の苦みや食感以外でも、野菜嫌いになる理由があるんだね。
何とかして食べたいとは思わないまでも、もし食べられるようになれたら「食の幅が広がるよね」と思いませんか?
そこで、甘い野菜が嫌いな方のために逃げ道を用意しました。克服できそうだったらぜひチャレンジしてみてくださいね。
甘い野菜が嫌いな方のための逃げ道3選
甘い野菜が嫌いな方でも食材の選び方や視点を変えて考えてみると、美味しく食べられるヒントになるのかもしれません。甘い野菜が嫌いな方のための逃げ道は以下の3つです。
・種類や食べ方を変えてみる
・甘くない野菜を見分けるコツを知る
・寒さで甘くなる野菜にあえてチャレンジしてみる
ただし、本当に苦手な方は無理しなくても大丈夫です。ちょっとでも頑張ってみようかなと思った方は、これからお伝えする甘い野菜を避ける方法とチャレンジする方法を試してみてくださいね。
食わず嫌いを克服したい方はこちらの記事も参考になります↓
種類や食べ方を変えてみる
例えば、焼き芋に使うさつまいも。秋になるとほっくほくのさつまいもが恋しくなりますが、甘い野菜が嫌いな方にとっては考えものです。
焼き芋の中には、フルーツに匹敵するほどの甘さを兼ね備えたものもあるのをご存じですか。安納芋は蜜たっぷりで美味しい反面、糖度が40度もあることも。
そこで、焼き芋の中でも比較的甘みが控えめなホクホク系のさつまいもを選んでみるのがおすすめです。鳴門金時、紅あずま、パープルスイートなら、上品な甘さを感じられますよ。
同じ野菜でも品種によって甘い野菜もあります。例えば、フルーツトマトとトマト。フルーツトマトは、水やりを少なくして育てるため、甘みが凝縮されています。一般的なトマトの糖度は5~6度ほどですが、フルーツトマトは10度以上の糖度があるのだとか。
かぼちゃの中では、白い皮が特徴的な「雪化粧」が甘いかぼちゃとして有名ですね。ホクホクしたかぼちゃは甘みが強く長期保存にも適していますが、甘い野菜が嫌いな方にとっては違うかぼちゃを選びたいと思ってしまうのかもしれません。
野菜と果物の糖度は以下のとおりです。
野菜の糖度
トマト:5.0~6.0
さつまいも:8.0~12.0 焼き芋:40.0~50.0
かぼちゃ:19.0~20.0
玉ねぎ:7.0~8.0
パプリカ:6.5~8.0
ピーマン:5.0~7.0
人参:5.0~7.0
果物の糖度
いちご:8.0~15.0
ぶどう:17.0~22.0
柿:15.0~18.0
パイナップル:14.0~15.0
参照元:ATAGO
加熱によって甘みが際立ってしまう食材は、生野菜として食べるのもおすすめです。人参の甘みが苦手なら、千切りにしてサラダのトッピングにすると色鮮やかで食欲をそそります。
きゃべつや玉ねぎも加熱すると甘さが気になる方は、コールスローサラダや玉ねぎをスライスして酢玉ねぎにするのもおすすめ。酢玉ねぎを作っておけば、サラダに加えるだけで簡単に栄養補給できます。
ごま油で風味付けをしたり、香辛料を加えてみたりするとピリ辛料理にアレンジできて、甘い野菜も食べやすくなるでしょう。
甘くない野菜を見分けるコツを知る
甘い野菜じゃなくて、甘くない野菜が知りたいんだけど・・・。
甘い野菜の見分け方の他に、ちょっとしたポイントを知れば、甘くない野菜を選ぶことは可能です。
甘い野菜は新鮮で美味しい野菜が多いものです。とはいえ、甘い野菜が苦手な方にとっては、新鮮さも大事だけどできれば甘くない野菜が欲しいと思ってしまうのかもしれません。
新鮮で美味しい野菜を取るか、甘くない野菜を選ぶかあなたの気持ちを優先してあげてくださいね。
【酸味のあるトマト】→皮の色が薄い。
【甘くないかぼちゃ】→新鮮なかぼちゃを熟成させずに食べる(かぼちゃは熟成させると甘くなるから)
新鮮な野菜は栄養もたっぷり含まれています。どうしても苦手な野菜があるとき以外は、野菜選びの参考にしてみてくださいね。
寒さで甘くなる野菜にあえてチャレンジしてみる
寒さによって甘みが増す野菜があります。例えば「ちぢみほうれん草」
甘い野菜が苦手な方の中に、ほうれん草のえぐみが苦手な方はいませんか。甘い野菜を食べずに過ごしていると、食べられる野菜が少なくなってしまいます。加えてほうれん草のえぐみが苦手だから・・・と食べないのはもったいない。嫌いな野菜でも、1度はチャレンジしてみることも大事です。
甘い野菜が嫌いだけど、ほうれん草も嫌いなんだ。
嫌いな理由はありますか?
ほうれん草のえぐみが苦手なんだよね。
では、ちぢみほうれん草にチャレンジしてみませんか。
ちぢみほうれん草の特徴
・甘味があって葉が肉厚
・アクがないから下ゆでいらず
寒い環境下で栽培されるちぢみほうれん草は、葉が凍らないように糖分を蓄えているため、甘みがしっかりと感じられる野菜です。
アクがないので、ほうれん草特有のえぐみも気になりません。(えぐみが気になる方は、さっと熱湯にくぐらせてから使ってくださいね)
下ゆでもいらないので、調理も簡単です。ちぢみほうれん草をごま油で炒めて塩こしょうで味を整えれば、簡単に和風ソテーの完成です。白ごまをパラリと振りかければ見た目もキレイに仕上がります。
ちぢみほうれん草は、パスタや和え物にしても美味しく頂けます。ほうれん草に含まれるβ-カロテンは、油との相性も抜群です。
個人差はありますが、試してみて食べられたら、ラッキーじゃないですか?野菜の甘みは食材によってもとらえかたは人それぞれです。
にんじんの甘さが苦手でも、ほうれん草の甘さだったら、えぐみよりも受け入れやすいかもしれません。食わず嫌いせず、チャレンジしてみることで食の幅は無限に広がります。一度チャレンジしてみませんか。
ちぢみほうれん草を探すのが面倒くさいときは、食べチョクで注文してみると確実に手に入りますよ。
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こだわり食材が生産者から直接届く 食材宅配サービス「食べチョク」で購入甘い野菜が苦手でも青臭いトマトは食べられるかも!?
トマトといえば真っ赤なトマトをイメージされる方が多いですよね。家庭菜園をしていると、収穫時期になってもトマトが赤くならないこともあります。
気温の低下や発育不足が原因ですが、捨ててしまうのはもったいない!真っ赤なトマトに比べると硬めの食感ですが、ピクルスや炒め物にすると美味しく頂ける野菜です。
私はよく、青トマトをあわ漬けの素で漬け込んでポリポリ食べていました。作り方は、青トマトをくし形切りにし、あわ漬けの素に漬け込むだけなので簡単です。好みの濃さに調整してくださいね。
青トマトのあわ漬けってどんな味?
青トマトのあわ漬けは、あっさりとした味で青トマトの酸味とマッチしてさっぱり頂けます。
昔、父が畑で作っていたトマトの中から、青トマトを収穫したことがあるんです。「青トマトなんて食べられるんかー?」と言っていた父ですが、あわ漬けにしたトマトを一口食べたら、いつの間にか病みつきに(笑)
あわ漬けにして食べていたのを思い出します。また食べたい!
美味しくても、食べ過ぎには注意してくださいね。
青トマトってスーパーであまり見かけないので、気になる方は食べチョクからも購入できますよ。(時期によっては無い場合もあります)
こだわり食材が生産者から直接届く 食材宅配サービス「食べチョク」で購入あわ漬けの素はコチラからも購入できます。漬物以外でも、鶏肉に漬け込んで唐揚げにしてもおいしく頂けますよ♪
まとめ
今回は、甘い野菜が嫌いな方のための逃げ道として、避ける方法と無理なくチャレンジする方法をご紹介しました。
甘い野菜は苦手だけど、調理法や食材調達法に気を付ければ野菜を食べられるかもしれません。食べられる野菜が増えると食の幅も広がります。
【甘い野菜が苦手な方のための逃げ道】
・種類や食べ方を変えてみる
・甘くない野菜を見分けるコツを知る
・寒さで甘くなる野菜にあえてチャレンジしてみる
最初から諦めずに一度はチャレンジしてみませんか。野菜の見え方も変わってくるかもしれませんよ。
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