こんにちは!ゆみこです。
野菜嫌いさんにとって、野菜の栄養補給法は最大の課題なのではないでしょうか。ビタミン・ミネラルの必要性はわかるけど、野菜は食べたくない。
でも、体には必要な成分だから、どうにかして補給したいと思いますよね。
野菜が苦手で食べられないから、野菜ジュースで補給しているんだけど、野菜の代わりになっているのかなぁ?
野菜ジュースには、注意すべきポイントがあるので、一緒に確認していきましょう。
今回は、野菜ジュースは野菜の代わりになるのか?さらに、野菜嫌いさんのためのかしこい栄養補給法についてご紹介します。
この記事でわかることは下記のとおり。
・野菜ジュースの実態がわかる
・野菜嫌いさんのためのかしこい栄養補給法がわかる
野菜ジュースは野菜の代わりにはならない
野菜ジュースは手軽に野菜が摂れて便利な飲みものですが、残念ながら野菜の代わりにはなりません。
野菜が嫌いで食べられない方にとっては、少しでも野菜を摂るために野菜ジュースを活用したいですよね。でも、野菜ジュースに頼り過ぎてしまうのは考えものです。
野菜ジュースが野菜の代わりにならない理由は以下のとおりです。
チェックポイント
・熱処理によってビタミンが失われてしまうから
・食物繊維が取り除かれてしまうから
・栄養が水に溶けだしてしまうから
熱処理によってビタミンが失われてしまうから
濃縮還元の野菜ジュースは、製造工程で一度熱処理が行われています。
生野菜の中には、熱に弱いビタミンもあり、熱処理によってビタミンが失われてしまう可能性があります。
例えば、野菜や果物に多く含まれるビタミンCは熱に弱く、野菜ジュースでは含有量が減ってしまうことも。
とはいえ、野菜の中には熱に強いビタミン・ミネラルも存在します。脂溶性のビタミンAやビタミンEなどは比較的熱に強く、損失の少ないビタミンです。
野菜ジュースを作る過程で失われたビタミンなどは、食品添加物によって補っているものもあるので注意深く確認しましょう。
食物繊維が取り除かれてしまうから
野菜ジュースを作るとき、食物繊維は搾りかすとして取り除かれてしまいます。食物繊維には、便秘の予防や血糖値上昇を防ぐ役割、コレステロールを下げる働きがあるので、取り除かれてしまうのは残念ですね。
野菜ジュースって、繊維質が気にならないもんね。
製造過程で野菜のしぼり汁を使うため、繊維質が気にならず、飲みやすくなっています。
参考元:厚生労働省
栄養が水に溶けだしてしまうから
野菜ジュースは水に浸ける処理をしながら、飲みやすいジュースへと形を変えていきます。ただ、ビタミンCは水に流れやすく、茹でこぼす作業によってもビタミンが減ってしまいます。
野菜を煮ることで、煮汁の中に栄養が溶け出してしまうこともあるので、野菜をまるっと食べるより、ビタミンやミネラルが少なくなってしまうでしょう。
野菜ジュースは、ビタミン・ミネラル不足を補うためのアイテムとして過信しないことが大切です。
野菜嫌いさんでも野菜を効率よく摂る方法
野菜が嫌いだと野菜ジュースが救世主のように思えるかもしれませんが、熱や水分への流出によって栄養が損なわれてしまうことがわかりました。
とはいえ、野菜ジュースは補助的に取り入れるには簡単な飲み物です。忙しくて外食ばかりで野菜が不足しているときにも重宝するかもしれませんね。
そこで、野菜が嫌いでも野菜を効率良く摂る方法についてご紹介します。できれば野菜ジュース以外で野菜を摂れるようになるのが理想ですが、難しい場合は以下のポイントを参考にしてみてください。
チェックポイント
・好みの野菜と果物でスムージーを作る
・市販の野菜ジュースの選び方を考える
・野菜100%の野菜ジュースを選ぶときは好みの味を選ぶ
・野菜ジュースを飲む時間帯は朝がおすすめ
・野菜ジュースは飲み過ぎない
「野菜は嫌いだけど、少しでも野菜を取り入れたい」と思う気持ちは、大切にしてくださいね。
好みの野菜と果物でスムージーを作る
野菜ジュースは手軽に摂れる反面、栄養価は少なくなってしまいます。もし、時間に余裕があるときは、手作りスムージーに挑戦してみませんか。
最初は、野菜を少なめにして作ってみるのがおすすめ。もちろん、最初から野菜と果物の配合が好みの味付けになれば、そのまま続けてみてくださいね。
慣れてきたら、野菜の量を増やしてみましょう。自然と野菜が摂れるようになるかもしれませんよ。ただし、果物には果糖が含まれているので、摂り過ぎには注意しましょう。
スムージーにすれば、食物繊維もしっかり摂れるね。
市販の野菜ジュースの選び方を考える
ビタミン・ミネラルを手軽に補給できる野菜ジュースですが、野菜ジュースの中には砂糖や塩分などが加えられ、飲みやすくなっている製品もあります。
選ぶ際は、砂糖や食塩、甘味料などが添加されていないものを選ぶようにするのがポイントです。
さらに、果物が多い野菜ジュースは果糖も多くなってしまうので、カロリーを摂り過ぎてしまう可能性もあります。そのため、野菜100%のものを選択すると良いでしょう。
野菜100%の野菜ジュースを選ぶときは好みの味を選ぶ
トマトが大嫌いなのに、トマト味が強い野菜ジュースを買っちゃったよ。トホホ・・・。
野菜ジュースで不足しているビタミンやミネラルを補えるのかもしれませんが、嫌いな野菜が強調されている野菜ジュースは避けた方が良いでしょう。
当たり前のことでも、野菜を摂るために野菜ジュースを購入しようと思っていると、うっかり嫌いな野菜が強調された野菜ジュースを選んでしまうこともあります。
嫌いな野菜100%のジュースだと飲むのが苦痛になってしまうかもしれません。色んな野菜ジュースがでているので、あなたの嗜好にあった野菜ジュースを選んでみてくださいね。
これは私の実体験です。野菜が嫌いな夫のために選んだ野菜ジュースの中に、夫が嫌いな野菜が含まれていて結局飲めず・・・。私が責任を持って飲むことになりました。
野菜ジュースを飲む時間帯は朝がおすすめ
野菜ジュースを飲むときは、朝がおすすめです。昼に向けて活動量も増えますし、朝のスッキリスイッチにもなるでしょう。
反対に、夜遅く野菜ジュースを飲むと寝るまでの時間が短く、太りやすくなってしまいます。
野菜ジュースは飲み過ぎない
野菜ジュースは野菜の代わりではなく、野菜嫌いさんのための補助的な位置づけで考えましょう。野菜ジュースの中には、飲みやすくするために砂糖が使われていることがあります。
野菜を摂っているつもりでも、砂糖の入った野菜ジュースは糖分の摂り過ぎにつながってしまいます。
野菜嫌いを根本的に改善したい方は、こちらの記事も参考になります↓
まとめ
今回は、野菜ジュースは野菜の代わりになるのか?さらに、野菜嫌いさんのためのかしこい栄養補給法についてお伝えしました。
現在、厚生労働省から推奨されている野菜の摂取量は350g/日です。野菜嫌いさんにとっては、途方もない数字のように思えてしまいますよね。
野菜ジュースは野菜の代わりになりませんが、野菜嫌いさんにとってはサポートしてくれる心強い存在なのは確か。ただ、野菜ジュースにすると栄養が失われてしまうのも事実です。
【野菜ジュースが野菜の代わりにならない理由】
・熱処理によってビタミンが失われてしまうから
・食物繊維が取り除かれてしまうから
・栄養が水に溶け出してしまうから
そこで、野菜嫌いさんでも野菜を効率良く摂る方法を意識してみましょう。
【野菜嫌いさんでも野菜を効率良く摂る方法】
・好みの野菜と果物でスムージーを作る
・市販の野菜ジュースの選び方を考える
・野菜100%の野菜ジュースを選ぶときは好みの味を選ぶ
・野菜ジュースを飲む時間帯は朝がおすすめ
・野菜ジュースは飲み過ぎない
野菜が嫌いでも上手に野菜を摂る方法はあります。諦めずにあなたに合った方法を見付けてみてくださいね。野菜嫌いさんを応援しています(^^)
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