夏といえばとうもろこし!甘みたっぷりのとうもろこしって美味しいですよね。
とうもろこしは美味しいんだけど、蒸し器を使うと片付けが面倒だし、時間がかかるのがネックなんだよね。
蒸し器って意外と場所を取るし、シンクを占領してほかの洗い物ができなくなることも…。
そこで今回は、蒸し器よりも簡単に作れる、とうもろこしの茹で方について5つの方法で実験してみました!
おいしく食べるためのとうもろこしの調理法や、冷凍保存するときの簡単なやり方など、役立つ知識も一緒にご紹介します。
この記事でわかることは下記のとおり。
・ふっくらジューシー派とシャキシャキ派におすすめの調理法がわかる
・簡単に芯から実を外す方法がわかる
今年も父が育てたとうもろこしがたくさん届いたので、早速調理してみました。
父の愛情と太陽の恵みをたっぷり浴びて育ったとうもろこしが、どう変化するのか楽しみです!
とうもろこしの5つの調理法
今回の実験では、以下の5つの方法を試してみました。
今回は、全て皮付きの状態で調理しています。皮付きにすると、旨みや甘みが引き立ちますよ。
フライパンひとつで作れる方法ばかりだから、時短になるしサッと洗えて後片付けも簡単だね。
では、調理法とともにひとつずつみていきましょう!
実験1.水たっぷり&沸騰
水をたっぷり加えて沸騰させたあとに、とうもろこしを追加する方法からスタート!
1.皮を1~2枚残してとうもろこしの皮をむきます。
2.根元の茎を切っておきます。
3.フライパンにたっぷりの水を入れて、中火にかけます。
4.沸騰したらとうもろこしを加えて、約3分加熱します。
5.フライパンからとうもろこしを取り出し、皮をむいて完成です。
シャキシャキしていて、食感が楽しいね。
実験2.水たっぷり&水から
次は、たっぷりの水を加え、水から調理する方法です。
1.皮を1~2枚残してとうもろこしの皮をむきます。
2.根元の茎を切っておきます。
3.フライパンにとうもろこしを入れ、ひたひたの水を加えます。
4.中火で水から茹で、沸騰したら約3分加熱します。
5.フライパンからとうもろこしを取り出し、皮をむいて完成です。
ふっくらしていて甘みがあるよ。みずみずしくて、ジューシーだね!
実験3.水少なめ&沸騰
3つ目の実験では、水を少なめにしてフライパンで茹でてみました。
1.皮を1~2枚残してとうもろこしの皮をむきます。
2.根元の茎を切っておきます。
3.フライパンに水50mlを加えて中火にかけます。
4.沸騰したらとうもろこしを入れて、フタをしてから約3分加熱します。
5.フタを取り、水がなくなるまで火にかけます。
6.水がなくなったら、フライパンからとうもろこしを取りだし、皮をむいて完成です。
旨みが凝縮されている感じがする。少なめの水で調理するから、沸騰したらすぐにとうもろこしを入れてね!
実験4.水少なめ&沸騰&塩あり
4つ目の実験は、水を少なめにして塩を加え、沸騰させてから調理するパターンです。
1.皮を1~2枚残してとうもろこしの皮をむきます。
2.根元の茎を切っておきます。
3.フライパンに水50mlと塩ひとつまみを加えて中火にかけます。
4.沸騰したらとうもろこしを入れて、フタをしてから約3分加熱します。
5.フタを取り、水がなくなるまで火にかけます。
6.水がなくなったら、フライパンからとうもろこしを取りだし、皮をむいて完成です。
塩が加わると甘みがUPするみたい!ところで、塩ひとつまみってどのくらいなの?
塩ひとつまみは約1g。親指と人差し指、中指で塩をつまんだときの量です。
実験5.電子レンジ
最後は、電子レンジを使った方法です。道具いらずで簡単に調理できます。
1.皮を1~2枚残してとうもろこしの皮をむきます。
2.根元の茎を切っておきます。
3.とうもろこしを洗ってから、ラップに包みます。
4.電子レンジ500Wで約6分加熱します。(600Wの場合は、約5分)
5.電子レンジからとうもろこしを取り出し、皮をむいて完成です。
電子レンジを使うと水っぽくならないし、簡単に作れるね。
1番美味しかったのは?
夫にも試食してもらい、3つの視点で評価しました。評価項目は、「甘さ」「シャキシャキ感」「みずみずしさ」です。それぞれ、1(少ない)~5(多い)でまとめてみました。
私たちが1番美味しいと思ったのは、実験2の水たっぷり&水から調理した方法でした。
※個人の主観に基づく結果です。
甘さ | シャキシャキ感 | みずみずしさ | |
水たっぷり&沸騰 | 2 | 5 | 5 |
水たっぷり&水から | 5 | 2 | 5 |
水少なめ&沸騰 | 4 | 4 | 3 |
水少なめ&塩あり&沸騰 | 4 | 3 | 3 |
電子レンジ | 2 | 2 | 2 |
水からじっくりとうもろこしを茹でると、でんぷんがゆっくり糖に変わるため、甘みが引き出されます。
とうもろこしのような甘い野菜が苦手な方は、こちらの記事が参考になります↓
ふっくらジューシー派におすすめの調理法
ふっくらジューシーなとうもろこしが食べたい方におすすめなのは、水から茹でる方法です。
水たっぷりで茹でるため、みずみずしさが加わります。とうもろこしを食べた瞬間、じゅわっと甘い果汁が口のなかに広がりますよ。
シャキシャキ派におすすめの調理法
粒がはじけるようなシャキシャキ食感のとうもろこしが食べたい方におすすめなのは、水を沸騰させてから茹でる方法です。
短時間で茹でるため、シャキシャキの食感が楽しめます。
美味しく作るポイント
・新鮮なとうもろこしを購入したら、すぐに調理するのがポイント。とうもろこしは、時間が経つと風味が落ちるため、なるべく早く調理しましょう。
・皮付きのまま茹でるときは、皮を1~2枚残しましょう。皮をむかずに調理すると、青臭さが残ってしまうことがあります。
皮を全部むいてから調理しても大丈夫みたいだよ。皮をむいてから調理すると、調理後の手間が省けるね。
・とうもろこしの皮を1~2枚残してから調理することで、旨みや甘みが引き立ちます。とうもろこしを丸ごと調理すると、旨みや栄養の流出が防げますよ。
・調理後はすぐにラップで包みましょう。水分が蒸発すると皮がしわしわになってしまうので、ラップに包んで乾燥を防ぎます。
・塩を加えると甘みが増します。お好みで塩を加えて調理してみてください。
とうもろこし自体が甘い品種の場合は、塩がなくても十分おいしく頂けます。
・調理時の水が少ない方が、栄養が逃げません。とはいえ、茹で方によって食感などが変わるので、好みの調理法を試しましょう。
・少なめの水で調理すると、塩の全体量が抑えられます。塩も節約!
たくさん茹でたら冷凍保存!簡単に芯から実を外す方法
とうもろこしをたくさん茹でたけど、こんなに食べきれないよ。
作り過ぎたときは冷凍保存しましょう。冷凍保存すれば1ヶ月程度はおいしく食べられます。
でも、とうもろこしの実を外すのって、大変な作業ですよね。グズグズになってしまってうまく外せなかったり、包丁で切ると形が崩れてぷりっとした実にならなかったり…。
そんなときにおすすめの方法をご紹介します。
これを使えば簡単!芯から実を外す方法
準備するのは割り箸(お箸)と茹でたとうもろこしだけです。やり方はとっても簡単!以下の方法を試しましょう!
1.とうもろこしの実が1列きれいに並んでいるところを探し、下の方から斜めにお箸を差し込みます。
2.上の方向に持ち上げるように1列分の実を外していきます。
3.1列きれいに外したら、親指を使って実を外していきます。割り箸で1列分を取り除いた方向に向かって数粒ずつ実を外すとやりやすいです。
1列目を外すときは、包丁を使っても問題ないよ。包丁の刃を芯に当てながら、少しずつ外していってね。
包丁を使っても問題ありませんが、包丁を使うと実が崩れやすくなってしまうことも…。可能であれば、割り箸を使った方がきれいに外せます。
とうもろこしの実を外したあとに冷凍する場合は、冷凍用の袋に入れてから、空気を抜いて冷凍保存しましょう。
まとめ
今回、5つの実験をとおして味や食感の違いがわかりました。
ジューシーなとうもろこしが好きな方は、水から茹でましょう。一方、シャキシャキ食感が好きな方は、沸騰してから茹でる方法がおすすめです。
あなたの好みはどっちですか?とうもろこしを茹でるときは、ぜひ試してみてくださいね。
とうもろこしは鮮度が命です。購入したらすぐに調理して、おいしくいただきましょう!
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